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水質汚濁防止法は第二の電気用品安全法か??…その3 [秘境案内]

 少しずつですが話題になりつつある水質汚濁防止法関連のお話ですが....
関西ローカルですが、今晩のよみうりテレビ(日テレ系)の夕方のニュース番組「ニューススクランブル」にて、この水質汚濁防止法の問題点について取り上げられました!!\(^^)/
「追跡屋」という一コーナーの中で取り上げられていたのですが、「排水規制の法律改正で温泉旅館がピンチ?」というタイトルで10分弱という短い時間ながらも、基本的な問題点を中心に突っ込んだ内容になっていました。
内容のおおまかな流れを述べるならばこんな感じでしょうか;

・和歌山県の湯の峰温泉が取り上げられ、法律によって湯の峰温泉が危機に際している
(現状を後述する温泉旅館の若女将が説明し、全国の温泉で同じ問題が起きていることを温泉専門家が説明する)

・水質汚濁防止法のいきさつについて説明され、2001年に法律が改定され2007年6月にて猶予期間があることが述べられ、温泉に適用されることの問題点が述べられる
(温泉専門家の意見に対し、環境省側の意見も述べられる)

・温泉旅館毎に一台4000万円する除去装置を置かないといけない旨説明が述べられる
(旅館の若女将及び温泉専門家の意見に対し、環境省側の意見も述べられる)

・法律の矛盾点として、温泉旅館を通さずに排水されている例や、日帰り温泉は対象外になる旨説明が述べられる
(それに対し、環境省側の意見も述べられる)

・「このままでは温泉という日本の文化が廃れてしまうかもしれない」というナレーションで締めくくられ、最後にアナウンサーが感想を述べて終了

まあ、問題点は今まで色々な媒体で取り上げられてきたことと全く同じですし(これ以上新たな論点というのはなかなか出てこないと思う)、この問題についてウォッチしている人にとっては取り立てて目新しいことも無いのですが、ローカルネタながらも夕方のニュースで取り上げて頂いた点に敬意を称すると共に、まずはGood Job!!と言っておきましょう(^^)v。

 まあ、大体お話の流れはお分かり頂けたことでしょうから、上述したコメントの中で、興味深かった物をいくつか抜粋しておきましょう。

・(法律について)「よく分からない法律ですね。何のためにこのような事をするのか…」
(温泉旅館毎に除去装置を購入することについて)「一軒だけじゃなくって、(湯の峰温泉のある)本宮町全体がおしまいじゃないですか。湯の峰全体であっても4000万円は出せない」
 →湯の峰温泉「あずまや」若女将のコメント

・(法改定の趣旨について)「温泉で健康被害が起きたことがあるという、もしそういう事実があるのであれば、逆にお教え願いたい」
(全国の温泉旅館で黒字は2割程度で、平均的な年間利益は500万円~1000万円である点について)「温泉旅館は普通のご家庭と変わらない位の利益しかない。今温泉旅館に買ってくれと言われると、廃業して欲しいと言われているのと同じだ」
(排水成分について)「シャンプーやセッケンとかを規制するのであれば分かるが、自然に湧いて出る温泉を規制しろと言われても、そては無理難題ではないか」
 →「温泉の専門家」井門 達夫氏のコメント

・(前述の健康被害について)「常に温泉水を飲み続けていると危ないが、1日1回温泉を飲み続けて健康被害が生じた例はない」
(法改定を行う必然性について)「公害自体が発生したから対応するのではなく、未然防止という観点から必要な措置として対策を行っている」
(温泉旅館に除去装置を買う必要がある点について)「営利のある事業を実施されている訳ですので、そういったものについては、社会の貢献という意味も含めてお願いできる部分についてはして頂きたい」
(日帰り温泉が対象外の点について)「現在の法律の中ではそうなっています」
「環境省として一方的な考えだけで答えを出していくのではなく、色々な方面の意見を聞いた上で行政として責任有る答えを出すべきだと思っている」
 →環境省水環境課課長補佐のコメント

・「なんじゃこりゃと言いたくなっちゃいますよね。環境保護の目的がどっか行ってしまって、国の都合のいいように決まっていきそうな感じがします」
「急ぐべき環境保護対策は他にもっと山ほどあるはずですけどね」
 →「ニューススクランブル」キャスターのコメント

まあ、温泉旅館側や温泉専門家の意見は概ねどこも同じですが、個人的には環境省側の意見も十分に割いて述べられていたのが特筆されると思いますが....
過去にも環境省側の意見は「3月までにきちんとした意見を出したいと思います」とか「温泉を潰すのが目的ではない」とか、比較的当たり障りの無い無難な答え(換言すれば逃げの一手の答え)だったように思いますが、今回のこのコメントを聞いて、環境省は全くもって自らの政策が国民に意見提示されていない&国民に理解されてないことがより明確になったように思えます。
それこそ、一般的な温泉旅館に4000万円もする機械を買わせることについて「社会の貢献」という言葉だけでお願いされてもはぁ??としか思えませんし、日帰り温泉が対象にならない点について「現在の法律の中ではそうなっています」と言われても、逆に開き直りとしか思えませんよね!!(`_´)
(それをどうにかするのが中央省庁の仕事だろ!!と逆に思えてならないのですが....)
まあ、これで環境省側の馬鹿さ加減がより日の目を浴びたことで、この問題がより炎上するのではないかとも思えますがねぇ....(ニヤ)

 なお、この「ニューススクランブル」のサイトでは、前日放送された特集のコーナーがストリーミングで見られるようになっているので(Windows Media Playerが必要)、恐らく明日一日はこの内容がそのままネット上で見ることが出来るのではないかと思われます。
興味のある方は是非チェックしてみてください!!\(^^)/


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HP「温泉街の情報雑貨店」新商品入荷のご案内 [情報雑貨店]

 この度、1月3日付にて当BlogのメインHP「温泉街の情報雑貨店」において下記の商品が新しく入荷いたしましたので、ご案内申し上げますm(__)m。

雑貨屋の秘境案内 第15回--雑貨屋店主が日本最強の源泉掛け流し温泉を徹底レポ!! 

雑貨屋のレコード店 第15回--雑貨屋店主が2006年の「旅のお供」の一品をセレクト!!

雑貨屋の簡易郵便局 第15回--雑貨屋店主が選ぶ、2006年の使い勝手のある切手10種!!

雑貨屋のうどん製麺所 第6回…店主、うどん巡りの危機??

一応このBlogもHP「温泉街の情報雑貨店」の一コンテンツとして位置付けられるのですが、このところはメインのHPも年末にまとめて更新するだけになっておりますが....(爆)

例年、この「温泉街の情報雑貨店」は年末に更新を行っているのですが、昨年末は個人的に諸事情でバタバタしており、年末に更新を行うことが出来ず、結局更新はこの3が日の最終日になってしまいましたm(__)m。

内容的にはいつもの通りですので(笑)、あとはどうぞお気楽にご覧頂ければと思います。

(例によって、かなり文量がある内容だとは申しておきます(^^;;)



また、こちらの方も是非ご覧になって見て下さいませm(__)m。


本日の一品…すじ玉ぶっかけうどん大+α@おがた家 [うどん]

 我が家では年末に恒例行事として、明石の魚の棚へ買い出しに出かけるのですが、明石へ行くのに伊川谷JCTを通るので、それならば是非!!ということで、「おがた家」に出かけてきました(^^)。

 「おがた家」というと、香川県まんのう町にある「しょうゆうどん」で有名な「小縣家」を思い出すのですが....
実はこのお店、小縣家の先代のお孫さんがこの神戸にお店を開いたものだそうです。
しかし、香川の「小縣家」は神戸の「おがた家」とは関連性がないと主張しているそうで、ただ単なる「のれん分け」とか「支店」というものでも無いようですが....
(しかも「しょうゆうどん」は小縣家の登録商標なのですが、この「おがた家」では堂々と「しょうゆうどん」と名乗っていますし....)
何かややこしい話ですが、まあ頂く側とすれば神戸にこれ程のクオリティのあるお店が有ればありがたいことです(^^)。

 
 伊川谷JCTから新興住宅地をくぐり抜けて行き、気をつけないと分からないところに「おがた家」はあります。

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#因みに、実は今年の3月(「がいな製麺所」等に行った際に立ち寄った→こちら)にも行ったことがあるのですが、夜になると幻想的で非常に綺麗です:
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お店が開くのは11時からなのですが、11時ちょっと前に来たにも関わらず、既にお店は開いており、早速入ってみました。
本来ならば「しょうゆうどん」なのでしょうが、以前に頂きましたしねぇ....
#せっかくなので、その時の写真も載せておきましょう:
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何せ今日は朝のうち雪が舞う寒さ&お店に入っても底冷えする程の寒さですので、温かい「ぶっかけうどん」で頂こうかと思い、色々なメニューがある中「すじ玉ぶっかけうどん」の大(950円)を頂くことに。
開店すぐということもあり、出来上がるまで時間がかかるということで、無茶苦茶寒いし、それまでの間に久しぶりにおでんを頂くことに。

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何と香川の「小縣家」と同じで、おでんに味噌をつけて頂くスタイルなんですねぇ!!(@__@)
(1本120円で、後で自己申告するのも同じスタイル…って、これは大抵同じか(^^;;)
寒い時期にほくほくのゆで卵が何とも言えぬ美味さでしたわ!!\(^^)/

 味噌を舐めながら(笑)待つこと約15分、親が頼んだ「天玉ぶっかけうどん」(1000円:このお店の一番人気らしい)と併せて「すじ玉ぶっかけうどん」も来ましたよ!!\(^^)/

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温かい麺でありながら、非常に麺が透き通っており、これだけでも美味さが確約された物です(^^)。
実際に麺もコシがしっかりとしつつも、プニプニ感があって何ともたまらない食感ですわ!!\(^^)/
出汁も辛すぎず、甘すぎず(ちょっと濃かったかな)、丁度いい感じでしたしね。
ただスジ肉がちと甘かったせいか、スジ肉の味で本来のうどんの味が消えてしまうところがあり、これは選定に失敗したかなと言うところでしょうか(^^;;。
※因みに「天玉ぶっかけうどん」は海老天が結構ボリュームがあるようで、プラスにんじんの固まりの天麩羅(初めて見ましたが)等数種類入っており、それも美味かったようです。

あと気になったのが、「ぶっかけ」なのに出汁がかけうどん並にびっちりかかっており(普通「ぶっかけ」だと、自分で適量にぶっかけ用の出汁を注ぐことが多いですよね)、麺本来の味が分かりにくいかなということと、大なので量が多いのは当たり前ですが、小でも香川の中~大並に麺の量があるんですね。
60を越えた親はヒーヒー言いながら平らげてましたし(さすがに食後は苦しそうだった)、かくたる店主も大を頼んでちとお腹が苦しかったですね(^^;;。

 まあ、伊川谷というとそうそう行くところではありませんが、また来年以降も買い出しの恒例行事として行きたいなと思いましたね(^^)。

#おがた家
 兵庫県神戸市西区和井取3-26(地図:兵庫県内の位置12500分の1縮小図

・電車を利用の場合:JR山陽本線又は山陽電鉄明石駅下車、神姫バス西神南駅行き(15系統)に乗換約20分、和井取バス停下車、バス停からは道をまっすぐ進み、数百m進むと右側にすぐ。
又はJR山陽本線又は山陽電鉄明石駅下車、神姫バス伊川谷駅行き(14系統「白水1丁目西」経由のバスに限る)白水1丁目西バス停下車、バス停からは行った道を引き返し、T字路になっているところ(MOLTOCUOREという喫茶店があります)を右折して数百m進むとすぐ。
※逆に神戸市営地下鉄西神線西神南駅又は伊川谷駅からそれぞれ神姫バス明石駅行き(西神南駅からは15系統、伊川谷駅からは14系統「白水1丁目西」経由のバスに限る)に乗換えても約20分程で各バス停へ行くことも出来ます。
※バスはどちらの路線も1時間に1~2本ほどですので、注意しましょう。
 神姫バスの路線図はこちら

・車を利用の場合:第二神明道路伊川谷JCT又は阪神高速北神戸線永井谷JCT下車、JCTを降りた道を明石方面に車を進め、右側に大型スーパーウェルシアが見えたら次の信号を右折し、そのまま約1kmほど直進するとT字路になっているところ(MOLTOCUOREという喫茶店があります)があるので、そこを右折して数百m進むとすぐ。


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水質汚濁防止法は第二の電気用品安全法か??…その2 [秘境案内]

 この問題も取り上げなくては…と思っていた矢先に、ついに今日メディアでも動きがあったようで....

 1)「スーパーモーニング」にて水質汚濁防止法が取り上げられる!!
 今日のテレ朝系「スーパーモーニング」にて、「草津温泉も危ない!"ニッポンの名湯"が存亡の危機」というお題でこの問題を取り上げて下さいました!!\(^^)/
店主が知る限りでは、テレビ媒体でこの問題が取り上げられるのは恐らく始めてではないかと思いますが....まずはGood Job!!(^^)v
放送時間もCMを入れて20分程ありましたし(8時56分から9時16分まで)、一貫して「誰のための、何のための法律なのか」という点を強調していて、初心者でも分かりやすい作りになって良かったですしね。

内容としては、草津温泉の現状から始まって、法律の説明と共に、四万温泉のケースが説明され、再び草津温泉の旅館の方のコメントや草津町役場の方のコメントがあり、最後にレポーターの立花裕人さんが法律の細部(日帰り温泉はOKとか)を話した上で、司会者及びコメンテーターがこの問題を語る、という感じでした。
ビデオに録画して正確にお伝えできれば良かったのでしょうが(誰かYouTubeに流して頂けませんか??)、うろ覚えの範囲内で気になったコメントをいくつか:

・「現在営業している温泉旅館の6割は廃業する。しかもその殆どが古来から脈々と源泉を引き継いでいる家族経営の宿や源泉掛け流しの宿である。このままでは温泉文化は廃れる。」
「(温泉を)排水という言葉だけで一緒にしてしまったことに問題がある」~野口悦男氏(温泉ジャーナリスト)

・「(水質汚濁防止法は)決まりのための決まりでしかない」~四万温泉協会会長

・「国民の健康を守るという立法趣旨からして、この法律は趣旨を踏み違えている。(水質汚濁防止法の問題点は)「立法技術の問題」に他ならない」~コメンテーターの大沢弁護士

他にも草津温泉草津館の方や、四万温泉積善館のご主人、草津町温泉課課長さんなどのコメントが入っていましたが....
ただ、環境省側の意見が最後にちょこんと置かれていただけでしたし(曰く、温泉旅館の経営状態は十分理解する、来年3月までに結論は出したいとのことですが)、温泉からの排水を取り締まるのに意味のない例として尻焼温泉が取り上げられていたのはちといかがかと思いましたし(尻焼温泉は基準をクリアーしていたんでしたっけ??)、何か一方的な意見に聞こえなくもなかったのですが、それを踏まえても、このような形で他のメディアでも色々と取り上げていただきたいものです!!

 また、これより一足早く12月25日号の「週刊大衆」でも「水質汚濁防止法で名湯が潰れる!」というお題で3pに渡ってこの問題が取り上げられています。
(先週発売でしたので、店頭には置いてないかも知れませんが)
こちらも各地の温泉宿の実情や温泉評論家の方の意見を踏まえた記事になっていて、やや扇情的な部分は見受けられるにせよ、全体的によく纏められているように思います。
この記事にコメントも入れていらっしゃる温泉ソムリエ遠間和広氏のBlog「温泉ソムリエのブログ」のエントリーに詳しいお話が書かれていますので、そちらもご覧になってみて下さい。
 ・日本国の悪法により名湯に入れなくなる!!!

 2)ネット上での進捗状況
 地道にですが、あちこちでこの問題を取り上げて下さるところも増えているようで....

・mixiにて「水質汚濁防止法」コミュがこの13日に発足しました。
20日現在でメンバー数は12人とまだまだ少ないのですが、今後益々増えていくことを期待しております(^^)。
(勿論、店主も参加しております(^^))

・かくたる店主も手前味噌ながら、この問題についてトラックバック・ピープルにカテゴリーを作らせていただきました。
折角ですので、紹介文も交えて紹介しておきますと…

源泉掛け流しの危機?…水質汚濁防止法改正に反対する 【ID:07689】

2001年に水質汚濁防止法が改定され、長期にわたり摂取すると健康被害を招くとされるホウ素やフッ素を排出する基準が強化されました。それに伴い、同法の猶予期間が終了する2007年7月以降、ホウ素やフッ素を排出する事業場として最も数が多い温泉旅館に対しても排水規制の取締り対象になり、排水規制が行われない場合は除去装置を買うなどの対策を行うまで営業停止等の処罰が科せられることになります。このままでは、源泉かけ流しの温泉旅館の廃業を招き、ひいては日本の温泉文化の衰退を招くと言えましょう。この問題について、幅広く情報提供・意見交換をしたいと思います。

Blogにて水質汚濁防止法に関する投稿を行った際に、是非こちらにもTBを送って頂きたいと思います。
(まだ殆ど告知もしていませんので、今のところは全くTBは無い状態ですが....)

 今後もこの問題について徹底的に監視してきたいと思います!!
(何か進捗情報・最新情報等ありましたら、どしどしお寄せ下さいませ!!)


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水質汚濁防止法は第二の電気用品安全法か??…その1 [秘境案内]

 最近温泉好きで非常に論議をかましている問題として、「水質汚濁防止法」の改定というのがあるのですが....
元々この法律自体は環境汚染が問題化された1970年に制定されたもので、「工場や事業場からの排水を規制することによって、川や海などの汚濁の防止を図り、人々の健康の保護や生活環境を保全し、不幸にも排水のために人の健康にかかる被害が生じた時には事業者の損害賠償の責任について定めることを目的」(水質汚濁防止法第一条を抜粋)としているものですが、今回問題になっているのは、2007年7月に改定される部分になります。
その趣旨を端的に言えばこういうことになりますが…:

この法改定により、長期にわたり摂取すると健康被害を招くとされるホウ素やフッ素を排出する基準が強化され、2007年7月以降ホウ素やフッ素を排出する事業場として最も数が多い温泉旅館に対して排水規制の取締り対象になり、排水規制が行われない場合は除去装置を買うなどの対策を行うまで営業停止等の処罰が科せられることになる

ずばり一言…こんなバカ極まりない改定案を考え出した環境省に小一時間問いつめてやりたいですね!!(`_´)

 確かにホウ素やフッ素の人体への影響は昔から言われていることですし(現にこの排出基準の強化については、世界保健機関(WHO)の健康被害報告を受けたものである)、これが工場からの排水について強化されるとかいうのであれば話は分かりますが、ただ単に「温泉の泉質自体にホウ素やフッ素が含まれているから」という括りだけで温泉を対象にするというのが全くもって納得が出来ません。
#ホウ素がこれまでは500mg/l以上だった基準が10mg/l以上、フッ素がこれまでは15~50mg/lだった基準が8mg/l以上と極端に変わるからと言うことですが....
そもそも温泉は自然湧出しているものですから、自然湧出された物に対して排水規制を加えること自体噴飯物ですし、(個々の体質や個々の温泉の泉質にもよりますが)一般的に身体に良かれこそあれ悪いことは無いでしょうから、「温泉」ということで一括りにして規制対象にすること自体おかしいとしか思えないのですが....
何より、今まで温泉宿等が温泉を排出することでホウ素やフッ素の人体への影響が言われてきたかというと、全くそういう話は聞かないわけで、そうなるとこの法改定で「温泉」を規制対象にすることで、果たして今回の規制で「川や海などの汚濁の防止を図り」得るような、ホウ素やフッ素の規制に対する環境効果は見られるのか…換言すれば、温泉排出とホウ素・フッ素との因果関係が全くないままに一概に規制対象にされてしまっているのですよね。


 まあ、百歩譲って「温泉の泉質自体にホウ素やフッ素が含まれているから」という理由で「温泉」そのものを規制対象にするのであれば、まだ分からなくもないのですが、実はそんな単純な問題ではないのがこの法改定の最大の問題でして....
極論を交えて一言で言えば…
この法改定は「源泉掛け流し」を行う至極真っ当な温泉旅館のみが負担を強いられ、「紛い物」の温泉が幅を利かせることになる、まさに悪貨は良貨を駆逐する法内容でしかない代物なのですね!!(`_´) 
では、その問題点について順に説明していくと…




1.規制対象は「温泉地」ではなく、「温泉旅館」である
 「温泉」そのものを規制対象にするのであれば、例えば群馬県の名湯草津温泉のように水質を石灰で中和する工場を造るなどの措置が加えられているケースもあるのですが、上述している通り今回の法的規制対象になるのは「温泉地」ではなく、「温泉旅館」になります。
あくまでも個々の旅館毎に、旅館で源泉をそのまま排水していないかを取り締まるのが目的になるということです。
そうなると、個々の旅館毎に除去装置の購入等負担を強いることになる訳で、結局は温泉旅館の存続に強く関わってくる問題になってくるということになります。
(その点については、後で詳しく掘り下げます)
しかも今回指摘を受けているのは、玉川温泉、草津温泉、松之山温泉、有馬温泉、道後温泉、別府温泉等々、全て古来から湧いて流れる自然湧出温泉の各旅館であり、前述したように、「源泉掛け流し」を行う至極真っ当な温泉旅館のみが負担を強いられいることに他ならない訳です。




2.規制対象は「温泉旅館」であり、「日帰り施設」は対象にならない
 更に分からないのは、この法的規制対象は「温泉旅館」であり、共同浴場や最近よくある「日帰り施設」は対象にならないということなんですね。
その理由は、ずばり「厨房施設を使って食事を提供していないから」だそうですが....
はっきり言って…厨房とフッ素・ホウ素と何の関連があるのですかぁ??(`_´) 
どうも、当初からの事業場一覧に「旅館」が入っていたがゆえにそのまま解釈したにすぎないもののようで、その中に「日帰り施設」や「共同浴場」等は含まれないというのがその趣旨のようですが....
(ところで、最近では宿泊施設は無くても、健康センターばりに食堂のある日帰り施設も多々ありますが、そうしたところはどうなるのでしょう??)
そうなると、どんなにフッ素・ホウ素成分が濃く含まれていても、「日帰り施設」は法的にはお咎めがないということになりますし、また同じ温泉を排出しても、「温泉旅館」を止めて「日帰り施設」に転向すれば法的には全く問題がないということになりますが....これって、本来の「環境」に対する対策では無くなってますよねぇ??
繰り返しになりますが、あくまでも、この法律は「排水を規制することによって、川や海などの汚濁の防止を図」ることが目的で、温泉の成分における「環境」に対する対策ことが目的であるのですが、これでは業務内容が変われば問題がないということで、趣旨を完全に取り違えているとしか思えません。




3.結局実益があるのは誰なのか??
 そうなると、この規制強化に伴って主だって温泉旅館側で考えられる方法は以下の3つでしょうか:

・1)ホウ素やフッ素を規制対象の基準値以下にするように温泉自体を地下水等で薄める

・2)高額でも除去装置を購入する

・3)温泉旅館で温泉を出さない

1)の場合でも考え方は2通りあって、元々の湯船に入れる温泉を水で薄めるか(温泉を循環させて泉質を薄めるというやり方もある)、湯船等から排出された温泉を水で薄めるかという考え方が出来るでしょうが....
前者だと、一昨年から温泉偽装が主だって発覚して、利用者の目が厳しくなっているこのご時世に温泉を希釈するとなると、まさに利用者のニーズと逆行したことを行っていることになる訳で、結局は自分の首を絞めることになりかねません。
だからと言って、後者の場合でも、確かに利用者ニーズは確保できるでしょうが....実際にそれを行うとなると、例えば新たに井戸を掘って地下水で温泉排水を薄めて放流するという考えもあるようですが、それが果たして本来の「環境」に対する対策になるかどうかは甚だ疑問としか言いようがありません。

そうなると、2)の除去装置の購入と言うことになるのですが、除去装置は安くても一台3000万円はするそうで、大旅館ならまだしも、一軒宿の旅館や民宿等でそこまでの設備投資はかなりの負担になるでしょうし、第一そこまでの負担が出来るとは到底思えません。
また、除去装置の購入に伴って設備投資の負担が出てくるとなると、その負担分は利用者側に跳ね返ってくる…つまり、2007年7月以降、宿泊料金が高くなったりすることも懸念されます。
(そうなると、それに伴う旅館側の便乗値上げということも懸念されますが....)
環境省側は「業界が求める価格帯の装置開発は困難」との見解を出しているようですが、そんな一方的に負担を強いる法改定って一体…と思いますし(ある種の開き直りとしか思えない)、またこの法改定がメーカーへの間接的利益供与を目的にしているように見えなくもないのですが....

また、現に3)のように、環境省の指導によりと貼紙をした上で、旅館内の大浴場を閉鎖し、外湯に誘導するということを考えている温泉地も出てきているようで、事実上のボイコットと捉えることも出来るでしょう。
あるいは更に考えれば、温泉旅館を止めて日帰り施設に転向させるところが出てくるかもしれません。

 いずれにせよ、この法改定では、実益を伴わない目的のために、旅館側も利用者側も共に負担を生じるばかりで、結局一番実益を伴うのは環境省とメーカーということになる訳ですね!!(`_´)




4.大多数に周知されぬ間に法律は改定されていた
 実はこの水質汚濁防止法、既に2001年に法的に改定はされており、問題の排水規定については2007年6月まで猶予期間が設けられており、その猶予期間が切れる2007年7月以降に問題が生じるということなのですが....
しかし、この問題は環境省等で広く周知されていた訳でもなく、またマスコミ等で殆ど取り上げられることも無く、今年の11月22日付の「日経流通新聞MJ」の一面に「温泉に排水規制 旅館ピンチ 来年にも新基準」という記事が取り上げられてから、事の重大さが広まった…という訳です。
(実際にGoogle Newsで検索しても、この問題について取り上げている記事は一つもなかった)

 さて、この展開、どこかで見たことがないでしょうか…まあ、別Blog「温泉街の情報雑貨店」 でも盛んに取り上げているレコード輸入権に係る著作権法改定の件もあるのですが(詳細は当該Blogのカテゴリー「輸入権問題」を参照)、今年の冬から春にかけて盛んに論議された電気用品安全法(PSE法)と非常に似ているように思えてならないんですよね!!
今更な話ですが、電気用品安全法(PSE法)とは、2001年4月に施行された法律で、電化製品に安全確認済みマーク「PSEマーク」を付けて製造・販売するよう義務付けるという法律です。
今年の3月31日までは同法の猶予期間で(2008年3月までないし2011年3月まで猶予期間がある製品もある)、PSEマークなしの製品でも販売可能なものの、4月以降は、猶予期間が5年と定められていたシンセサイザーやアンプ、レコードプレーヤー、電源内蔵型ゲーム機、テレビ、電気洗濯機など259品目で、PSEマークがないと販売できなくなる…ということで、経済産業省から猶予期間中に全く周知が図られないまま猶予期間を終えようとしていた矢先に問題が大きくなり、各Bloggerやミュージシャン等から反対意見が続出し、マスコミ等も反対意見にするようになった結果、実際に施行されるとほぼ当初の経済産業省の趣旨は骨抜きにされた、という経緯があります。
このPSE法も、法案成立時には誰も本来の趣旨は知られておらず、猶予期間を設けてあったにも関わらず全く省庁は周知もせず、更に本来対象外であった「中古品」についても対象を広げるということを大臣が明言し波紋を広げたことで、反対活動に火を付けたというのが主な流れですが....

 確かにこの水質汚濁防止法は、正直言ってPSE法ほど誰もかれも対象になるという法律でもないですし、またPSE法ほど身近な問題ではないかもしれません。
しかし、PSE法と同様に本来国民に対して法の趣旨や猶予期間等について全く説明してこなかったという点では、現在の法律施行のあり方について大いに問題があることには違いないですし(それは今の著作権法改悪…保護期間を死後50年から70年に引き上げようとしている…についても同じですが)、何より、杓子定規な法的運用により、日本古来から健康保養、療養に活用してきた「源泉かけ流し」温泉が一気に消える危機を迎えることになるという点は、日本の温泉文化を守る上でも大いに問題があると言えるでしょう。

まずはマスコミ等、各方面にこういう問題があることを周知し、世論を動かしていくことが望まれるでしょう。

#この水質汚濁防止法問題については、以下のサイトが参考になります:
新たな温泉問題ぼっ発!
 (←AllAbout「日本の宿」 11月23日付記事:井門 隆夫さんという方が記事を書かれていますが、この問題について非常に分かりやすく書かれており、お奨めです。なお、今回の投稿に関しては、この記事を全面的に参照した上で書かせていただきました)

悪法・源泉かけ流しの危機
 (←mixi:[(温泉の中でも)源泉かけ流し限定] コミュ:店主はこのコミュでこの問題を知りました。まだ投稿数は少ないですが、今後盛り上がるきっかけになればと思います)

温泉に排水規制 ~お役所の「お役所仕事」 ~水質汚濁防止法
 (←Blog「文句があったらベルサイユへいらっしゃい!」:恐らくこの問題をBlogで最初に取り上げた記事だと思われますが....こちらも端的に問題を分かりやすく取り上げられており、お奨めです)

 何でも前述のmixi:[(温泉の中でも)源泉かけ流し限定] コミュのお話では、「温泉教授」として名高い松田 忠徳氏や「道新」こと北海道新聞がこの問題について関心を持っているとのことですが....
更に関心を持つ人が増えることを望むばかりです(^^)v。


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「平成19年度における特殊切手・ふるさと切手の発行計画」について [郵便局]

 日本郵政公社の報道発表資料(郵便関係)より、10月31日付で「「平成19年度における特殊切手・ふるさと切手の発行計画」について」という表題で、来年度の切手発行計画が公表されました。

これは毎年年末辺りに、翌年の特殊切手及びふるさと切手の発行計画を公表するのですが、昨年に比べて、今年は結構早い時期に発表されたのが印象的でしょうか。
(因みに、2006年度は前年11月24日、2005年度は前年10月15日、2004年度は同年1月21日、2003年度は前年10月24日及び12月17日、2002年度は前年12月3日、2001年度は前年11月19日という具合ですね)
詳しい内容については、前述の報道資料をご覧頂ければよろしいかと思いますし、また当店では今回も毎年恒例(??)として、「雑貨屋の簡易郵便局」にて「2007年度 ふるさと切手発行予定&風景印絵柄対応予定表」を作成して掲載していますので、こちらもご覧頂きたいのですが....

 さて、ふるさと切手については現段階で15種類対象に挙げられていますが、それを元に来年度の発行計画について突っ込むべき点をざっと述べてみることにしましょう:

・来年度も「1年度1支社1題材」という方針は貫かれており(北海道支社及び東北支社のように、国土緑化切手ないし国体切手が別途有るものは別ですが)、今年度何故か発行の無かった沖縄支社が来年度は復活している。
(しかも題目が「沖縄の海」ということで、ブルートーンの綺麗な切手になりそうな気配で非常に期待大でしょうか)

・毎年のことですが、ここ数年来発行計画の段階では「東海の花と風景」だの「東北の景勝地」だのと切手の名称が余りにも漠然としすぎた物が非常に多いのですが、今年は「近畿の城と風景」だったり、「立山連峰」、「熊本城築城400年祭」といったように、ある程度場所が絞れてくる題材も増えているように思う。
(おかげで前述の「2007年度 ふるさと切手発行予定&風景印絵柄対応予定表」についても、久々に予想項目も増えましたしね)

・とはいえ、切手の名称からして、来年度も大概の場合殆どが「連刷」で発行されることがミエミエであり、平たく言えば1つの切手で種類を増やせばそれだけ売れる、ひいては儲かるという郵政公社の近年の傾向を継承させたものだとも言える。
(※「連刷」についての考察は以前にエントリー「ふるさと切手「東北のくだもの」の発行」にて述べておりますので、参考までに)

・相変わらず「東海の花と風景」とか「関東花だより」とか、以前他の公社支社で発行された企画をそのまま(敢えて言えば)パクっているとしか思えない題材が多々見られたり、また「山梨の風物II」や「北の動物たちII」のように安易に続編に頼ったりなど、新たな題材を掘り起こしたり、提案したりするというのがまるっきり見られない。

例1)関東支社では、2004年の「関東花紀行」、2005年の「関東花紀行II」と出していながら、来年も「関東花だより」たる切手を発行したり、何故再三に渡り似たような「連刷花切手」しか出さないのか、理解に苦しむのですが....

例2)東海支社では、今年「愛知の自然」と称してありきたりな「連刷花切手」を出しておきながら、来年も「東海の花と風景」というように安直に東海4県の県花(+名古屋市の市花)を題材にしたりなど、企画側にやる気がないのかとしか思えないのですが....

例3)中国支社では、2000年に「中国地方の自然~花」、今年に「中国5県の花」と出しておきながら、来年も「中国5県の鳥」というように、ただ単に題材を花から鳥に変えただけだろう!!というアイディアの安直さが伺えてならないのですが....

例4)東京支社では、今年度で長年続いてきた「東京の四季の花・木」シリーズを「集大成」にしておきながら、来年度で「東京の名所と花」というように、ただ単に今までの花切手に風景を加えただけだろう!!という安直さは一体何なのでしょうか(^^;;。
(まあ、今年の「東京の四季の花・木コレクション」にて、東京の名所と花が描かれていたことから、それをなぞった形で出すのでしょうが....でもねぇ(^^;;)

・その「関東花だより」や「東海の花と風景」等といった、相変わらず馬鹿の一つ覚えのような花切手のシリーズ物も多々あるのですが、一方で「食と花の政令市にいがた」や「近畿の城と風景」といった違った切り口の題材があったり、「東北の景勝地」や「沖縄の海」といったような純粋に故郷の風景を描いているであろう、本来の「ふるさと切手」らしい題材があったりなど、ただ単に花切手一辺倒の作りでなくなりつつある傾向も少し見えている。

・特殊切手については平成20年3月発行分まで予定されているが、ふるさと切手については現段階にて平成19年9月発行分までしか予定されておらず、10月の民営会社発足を意識した(であろう)計画になっているのが気になる。
また、平成18年度の発行分が1年間で13種類であったのに対し、平成19年度の発行分は半年で1年分以上の発行数になっているのも気になる。
(とはいえ、現段階では、今年度については10月に出た2種類以降全く発行計画が出ていないので、このまま推移するとなると、来年の4月までふるさと切手は半年間全く発行されないという前代未聞の事態になるのですが....)

 まあ、果たして民営会社発足の年度に際して、切手もどのように変わるのか期待したいところですが....あとは実際に絵柄を見てのお楽しみでしょうね(^^)。


ふるさと切手「東京の四季の花・木コレクション」の発行 [郵便局]

 9月6日付で日本郵政公社東京支社より、10月2日(月)に発売される「東京の四季の花・木コレクション」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら

千鳥ヶ淵のサクラ
赤坂迎賓館とバラ 国営昭和記念公園の秋桜 湯島の白梅
 この「東京の四季の花・木」シリーズは2000年に初めて発行されて以来今年で7回目を数え、昨今流行り(??)の「花の絵柄を題材にして連刷した」シリーズ物としてはいわば元祖的な存在であるのですが.... #過去の「東京の四季の花・木」シリーズはこちらにて;  ・東京の四季の花・木(2000年 ふるさと切手・東京都 50円×5種類)  ・東京の四季の花・木II(2001年 ふるさと切手・東京都 50円×5種類)  ・東京の四季の花・木III(2002年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)  ・東京の四季の花・木IV(2003年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)  ・東京の四季の花・木V(2004年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)   ・東京の四季の花・木VI(2005年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類) さすがに他のところでも似たような企画が続出し(というか、今やこの手の切手ばかりと言っても良いのですが:爆)、余りに芸がないと思ったのか、あるいは描くネタが無くなったのか(爆)、いずれにせよ今回が「シリーズの集大成です」とのことで、7年に渡って発行されたこのシリーズもいよいよ幕を閉じるようですが....   まあ、「集大成」ということで、今までのシリーズと違って花・木に地元の名所を添えて描かれていますが....はっきり言って一言、やはり花・木だけで推し進めるには無理があったのでしょうか(爆)。 何せ、「バラ」と「コスモス」は当シリーズの第1回で既に取り上げられていますし、「サクラ」も同じく第2回で取り上げられていますし、「ウメ」も同じく第4回で取り上げられていますし…要するにプレスリリースで言われている「集大成」という売り文句は、過去に取り上げた絵柄を再度使うための逃げ文句だった、という訳ですね(爆)。 しかも「集大成」として有終の美(??)を飾るにしては、今までのシリーズと全く変わり映えのしないタッチですし....(^^;; (だからこそ、今シリーズでは「赤坂迎賓館」等地元の名所も付け加えたのでしょうが、そうなると正直言って「神奈川県の花II」「九州の花と風景II」等と何ら変わり映えのしない、言わば二番煎じ的なデザインになってしまっていますし....)  まあ、最大公約数的に大多数の人が好みそうな花・木を絵柄に集め、何でも使える無難な切手なだけに、今回もそこそこ売れるのでしょうが.... (現に東京都内の郵便局では過去のシリーズが種類はバラバラですが、大抵1種類はストックされていますし) しかも、最近のふるさと切手にしては珍しく、発行枚数が1000万枚と久々に大量発行されるようですので、東京支社が「集大成」を飾るその力の入れ様は推し量られるのですが、やはり肝心の絵柄がねぇ....(^^;;; #一応、例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。


ふるさと切手「愛知の自然」の発行 [郵便局]

8月24日付で日本郵政公社より、10月2日(月)に発売される「愛知の自然」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら

バラ 菊 洋ラン シクラメン


 一応東海支社のプレスリリースを見ると8月24日付の発表になっているのですが、ゆうびんホームページ「切手の新着情報」共々掲載されたのは何故か28日になってからという有様なのですが....
(24日か、遅くとも25日には掲載されてもおかしくは無かったのではと思いますがねぇ)

 まあ、もう一目見るだけで一言…また性懲りもなく連刷物の50円花切手かよ!!(怒)
確かにプレスリリースを見ても分かる通り、今回この切手で描かれている「バラ」や「菊」、「洋ラン」、「シクラメン」は、それぞれ愛知県が全国一の出荷量を誇っているというのが売りなのでしょうが、今まで散々花切手ばかり見てきた消費者の側からすれば、バラや菊だの今更な花ばかり取り上げて「だから何なの??」としか思えないでしょう(^^;;。

また、正直言って、こういった花だけを題材にしておいて何故名称が「愛知の自然」なのでしょう??
「自然」と付くからには、滝や渓谷、海岸など地元の風景や自然美が描かれるのが名として自然なのに、よりによって何故花しか描かれなかったのか、さっぱり分かりませんよね(^^;;。
(しかもバラや菊だの今更な花ばかり取り上げて、これが一見して「愛知の自然」とはちっとも分かりませんし(^^;;)
これだったら、いっそのこと単純に「愛知の花」に変えても良かったのではないかとも思いますが....

 もうここまで余りに題材の特徴の無さが露呈されると、東海支社の制作サイドのやる気の無さしか見えてこないと断言しても良いでしょう。
どう見ても報道発表に書かれている「愛知県の地域振興の一助」よりも、無難に売れ筋の題材で商品を出して、それで無難に在庫が捌けてめでたしめでたし……という思惑しか見えてこないように思います。
正直、そこまでやる気がなければ、別にふるさと切手なんぞ出さなくてもいいのでは??と言っても過言ではないかもしれません。

ただ、ここまで極端に無難な絵柄だと、通常に手紙で使うよりも、ビジネス用に使われたり、あるいは慶弔用に使われたりする機会が多くなることは予想されます。
例えばバラは慶事用、キクや洋ランは弔事用というのが考えられますが、そう考えると一家に一枚いざという時に使える保管用慶弔切手という意味合いも持てるでしょうか(^^;;。
#ただそうなると、報道発表に書かれてある「手紙文化の振興を図る」という趣旨は一体....(^^;;
でも、ここまで没個性な切手も珍しいよなぁ....(^^;;

#今回も例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。


ふるさと切手「関東のくだもの」の発行 [郵便局]

 8月4日付で日本郵政公社より、9月1日(金)に発売される「関東のくだもの」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら

ウメ イチゴ リンゴ ナシ ビワ


 当初は8月4日に関東支社のプレスリリースのみで発表されており、何故か切手の画像が公表されておらず、ゆうびんホームページ「切手の新着情報」にもまだ記載がされていない状態だったのですが....7日になって「切手の新着情報」にも掲載され、画像も公表された次第です。

 まあ、描かれている題材の項目だけを見ると、やはりというか各県の果物と名所をセットに描いているという毎度お馴染みのパターンですし、どうしても名称からして昨年発行された「東北のくだもの」(ふるさと切手 青森県・岩手県・山形県・福島県 50円×4種類 2005年)の二番煎じ的にしか見えないのですが....
実際に画像を見てみると、ベタなパターンとはいえ、結構爽やかな印象が持ててなかなか良いのではないでしょうか(^^)。
(個人的には「ウメ」が非常に爽やかでパッと見て非常に印象に残りましたが)
実際に果物を題材にした切手は、前述の「東北のくだもの」等東北方面を除けば種類も少ないのですが、特に「イチゴ」とか今までにありそうで無かった絵柄は珍しいですし、また(「イチゴ」は別にしても)これから秋の時期に向けてリンゴやナシなどが旬になることですから、時期的にも季節を表すお便りの一つとして使ってみるというのも良いかもしれません。
また、各県毎に背景に描かれている名所も、メインの果物を引き立てるのに良い構図になっているように思いますが....ただ群馬県の「尾瀬」と千葉県の「屏風ヶ浦」については言われてみてそうかなぁという感は否めませんが(^^;;。

まあ、特に目立った印象というのも無いですし、見方によっては無難すぎるという声も出てくるかもしれませんが、個人的には素直に使えるなと言うのが率直な印象でしょうか。

#今回も例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。


ふるさと切手「第61回国民体育大会」の発行 [郵便局]

 8月1日付で日本郵政公社より、9月1日(金)に発売される「第61回国民体育大会」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら
第61回国民体育大会

 俗に言われる「国体切手」の今年度版ですが、同じ年中行事物(笑)でも国体切手は正直なところ、どれもこれも一緒で見栄えがしないように思える代物で、個人的には真っ先に使って消化してしまう切手の代表例でもあるのですが....(^^;;
ただ、今までの「国体切手」では何らかの競技の模様が絵柄に描かれていたにも関わらず、今年は兵庫県の県花であるのじぎくと、兵庫国体のマスコットである「はばタン」が描かれているだけという、ある種「国体切手」らしからぬ作りがかなり目を惹く作りになっています。

#参考までに、この10年間で「国体切手」で描かれている絵柄を整理しておくと…
「第60回国民体育大会」(ふるさと切手・岡山県 50円 2005年) 陸上競技と桃太郎スタジアム
「第59回国民体育大会」(ふるさと切手・埼玉県 50円 2004年) 体操競技と彩の国くまやがドーム
「第58回国民体育大会」(ふるさと切手・静岡県 50円 2003年) サッカーと富士山とツツジ
「第57回国民体育大会」(ふるさと切手・高知県 50円 2002年) 炬火走者と炬火台・はりまや橋 
「第56回国民体育大会」(ふるさと切手・宮城県 50円 2001年) バレーボール選手とミヤギノハナ
「第55回国民体育大会」(ふるさと切手・富山県 50円 2000年) バドミントンと立山連峰
「第54回国民体育大会」(特殊切手 50円 1999年) ゴルフとリンドウ
「第53回国民体育大会」(特殊切手 50円 1998年) ヨット競技とヤマユリ
「第52回国民体育大会」(特殊切手 50円 1997年) シンクロナイズドスイミングとモッピー

それ以前のものもざっと見てみたのですが、「国体切手」では何らしかの競技の様子が描かれているので、今回の絵柄はある意味「国体切手」とは思えない意外性が売りだと言えるでしょう。

その今回大々的に描かれているマスコットの「はばタン」ですが....店主は兵庫県民ですので、この「はばタン」は町中のあちこちで見かけますし、むしろ見飽きた感もありますが(爆)、兵庫県民以外の方々ですと「何じゃこりゃ??」という代物ですし、妙に間の抜けた(爆)キャラクターが可愛い!!ということで、この切手の方も違った人気が出る可能性もあります。
#因みにこの「はばタン」、「はばタン倶楽部」たる公式サイトまで持っており、色々と見てみると歴としたプロフィールがあったり、更には「はばタン写真集」やら「はばタンダンス」(笑)、「はばタンキャンペーンソング」まであったりなど、結構侮れない存在になっています(^^;;。
 →はばタン倶楽部

ただその反面....ここ数年の全体的な傾向からしても、県花を題材にするのはもう今更な感もありますが、今回の「のじぎく」の場合、今年4月に発行された「近畿の花」でも「のじぎく」が描かれたばかりですし、同じ県の発行で1年に2度も同じ絵柄で切手を出すというのは余りに芸が無さ過ぎやしないかと思えてなりませんが....(^^;;
のじぎく
「近畿の花 のじぎく」(ふるさと切手・兵庫県 50円 2006年)

まあ、全体的な面で見れば、色合いもライトブルーを基調にした爽やかな感じですし、様々な用途で無難に使える一品だと言えるでしょう。

#今回も例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。


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